上層部がUniposを使う意義とは?LRM代表幸松さんが積極利用する理由

LRM株式会社

利用人数
52名
利用開始
2020年9月5日
事業
セキュリティコンサルティングやサービスの提供など
社風
仕事には全力だが、職場はユルい雰囲気でメリハリがある
URL
https://www.lrm.jp/

「"ありがとう"を言うのは超普通のことですからね」Unipos導入のお話を伺う中で何度もそう語るLRM株式会社 代表の幸松様は 1ヶ月で数十投稿、多いときで80も(!)投稿されることがあるくらい、「Thanks制度」を通して上記の言葉を体現されています。
経営者も従業員も、分け隔てなくUniposを通して活用できるようにし、感謝・称賛文化を促進させた具体的なアクションや考え方について、代表取締役CEOの幸松 様、コンサルティング事業部の山岸 様に伺いました。

課題と効果

課題
称賛文化を築き上げてエンゲージメントを上げたい
運用のポイント
役職問わず気軽な投稿をたくさんすることで全体の投稿ハードルを下げる
効果
  • 感謝を伝える社員が増えた
  • コミュニケーションが活性化した
  • 今まで見えてこなかった貢献や人間関係が可視化された

目次

感謝・称賛文化を促進させた具体的なアクションや考え方についてお話を伺いました。

▲新型コロナ感染症の流行前は仲良くお食事に行かれたりも。
(左から)近藤様、代表の幸松様、導入推進メンバーの堀江様、坪井様
▲導入推進メンバーの山岸様

代表が送るからと言って深く考えないこと

「立場的に投稿をおくりづらい」という発想はなく、ありがとうと思ったら送るようにしているという幸松様。1ヶ月の投稿数が80回に及ぶことも

ポイントはあっという間になくなるので、一度に使いすぎないように気をつけているそうです。

▲内容は身構えすぎず2、3行のチャット感覚で。ポイントは週の投稿量から、10pt固定に落ち着きました。

投稿する上で意識していることがあれば(ポイントやハッシュタグ、伝え方など)教えてください。

幸松:ないです!やってもらったこと、思ったことをただ書いています。ポイントはすぐなくなるので10ポイントずつで送っています。39で送ってたらすぐ無くなったので(笑)

山岸:それこそたくさん書こうとかもなく、短めな印象ですよね。Chatworkで言うような感覚で。


ー 実は多くの企業における代表や管理職の方が悩んでいる原因の多くは、「投稿をしたことで何か悪い反応があった」、ではなく「深く考えてしまって投稿を一度もしたことがない」というもの。
ありがとうと思ったらおくる。このシンプルなスタンスで利用することが大事なのです。

▲感謝や称賛、激励の他に、お祝いメッセージをおくる場としても活用。幸松様らしいユーモラスな言い回しを添えて。

ポイントがすぐなくなりそうですね。

幸松:なので、投稿は10ポイントずつで送っています。39「サンキュー」ポイント(Uniposで人気の使い方)で送っていたらすぐ無くなってしまったので、最近は基本的にはですが10ptで固定にしました(笑)。

ポイントなしでも投稿はできますが、やっぱり「(投稿にポイントが)ないとちょっとな」と思うので。


ー LRM様ではポイントあたりの給与支給などは設定せずに運用いただいております。上記のように感謝や称賛のきっかけとしてポイント機能をご活用されているようです。チャットや口頭で伝えること以上に、ポイントがあることで感謝や称賛にメリハリをつけ、送る人・もらう人の気持ちを少し盛り上げてくれるのが、ポイント機能の良いところです。


代表からは送りにくいという意見もあったりします。積極的に投稿をしようと思ったきっかけや狙いはありましたか?

幸松:やってもらったことがあれば普通にありがとうって伝えています。やってもらう仕事が多いから、当然、投稿も多くなりますね。相手が偏るとか、羨ましがられるとかは気にしたことがないし、そういったネガティブな反応も特にはないです。単純に関わりのある人にしてもらったことがあれば、感謝したこと、いいと思ったことに対して伝えています。

ありがとうとごめんなさいを言うのは当たり前って、子供にもそう言ってますしね。

むしろ全体の投稿ハードルが下がる効果を期待できる

山岸:不公平の声とかはなく、幸松が気軽に投稿することで全体の投稿へのハードルも下がっていて投稿しやすい雰囲気になっていると思います

そもそも当たり前のことだからというスタンスも相まって気負いせず投稿ができるんですね。

高い投稿率は見えない貢献がよりたくさん可視化される

代表自ら投稿をたくさん送ることで感じられた社内の変化を教えてください。

幸松:それこそ気軽に投稿されるようになったことで、成果に直結しなく見えづらいが大切な貢献が見える化したり、機会が増えているのはいいなーと思いました(お茶出しとか、掃除とか)。

社員一人一人の職場を良くしよう、仕事を良くしようという気持ちが貢献となって見えるんですよね。

自分がした事に対してお礼を言われて嫌な気持ちになる人はいない

幸松:お礼言われて嫌な気持ちになる人はいないので、(送りすぎとかを)気にしたことはないです。もちろん何もしてないのに言われたらそれこそ嫌だと思うので、普通に何かしてもらったとき、良いと思った時に送るだけです。

もともとテキストコミュニケーションがストレスなくできて、素直なメンバーが多いので(Uniposを使ったThanks制度に対して)ネガティブな反応は出てこないです。

▲もちろん代表だけでなく、普段から多くの投稿のやりとりがされるタイムラインの様子。ハッシュタグを使ったり、絵文字を使ったりなどそれぞれの個性や伝え方でご活用いただいております。

Unipos導入のきっかけ

Unipos導入のきっかけは何でしたか?

幸松:Uniposのことは一緒にお仕事させていただく*前から、それこそサービスのローンチから知っていました。
(*Uniposは2018年、LRM様にISMS/ISO27001認証新規取得コンサルティングを依頼させていただいております:リンク

動画でも泣いてはる動画あったじゃないですか。最初は感謝の押し売りのような印象は正直持っていました(笑)。

率直ですね!(笑)

幸松:そのあと情報セキュリティのほうでお声がけいただいて、「あ、あの会社だ!」と思いました。
ちょうどその頃、エンゲージメントというかありがとうをつたえられるようなサービスが欲しいなーと考えていたところだったので、一緒にお仕事してるというのもありUniposさん含めもちろん他のサービスとも普通に比較してはおりました。

決め手はなんでしたか?

僕はここの選定にはノータッチでした。感謝の制度とか社内の評価制度をつくっていこうってことの発端ではありまして僕の方がお礼を言い合える文化ほしい。と山岸らに依頼しました。 他のサービスと比較検討した結果Uniposがいいですっていわれたのでじゃあそれで!となりました。 もちろん、お客さんだからね!というのは伝えてましたけど(笑)

山岸さまありがとうございます!もともとありがとうを伝え合う文化をつくりたいというのが先にあったんですね。

ありがとうとごめんなさいを言うのは超普通のこと

企業によっては、感謝を伝え合うことに必要性を感じていないところもあります。貴社はそうではなかったんですね。

幸松:超、普通のことですからね。子供にも言ってますけど、それと同じで、ありがとうとごめんなさいは人としてしっかり言えないといけないと思ってます。

言えない人ってやっぱそれなりにいるんで、うちの会社はそれを言わない人もいたんで、単純にそれってダメじゃん、と(笑)。

Uniposを導入して感じている効果や人の変化などはございましたか?

幸松:ありがとうをリアルで言うところは見たことないけど、Unipos上では言ってるっていうのをよく目の当たりにしますね。

リアルで言ってないなっていうのが把握できる環境にいらっしゃるんですね

幸松:同じオフィスにいるので、Uniposではいうのにリアルでは言わないなーと思って見てます(笑)。

弊社だと逆にリアルUniposとか野良ポス、「それUniposで言ってよー!」みたいなのはありますが

山岸:それでいうと、Uniposに関連した会話が増えてきた印象はありますね!

▲拍手ランキングで1位を目指す!と目標を掲げ、見事達成してみせる方も。

導入して良かった点などはございますか?

幸松:お礼を言うのが増えているので何気ないところでも伝えることができていることですね。2拠点あるので、社内、他の拠点の動きが見えるのもいいですね。

「お昼にお金忘れたけど貸してくれてありがとう」とかも見えるので楽しいです(笑)。 人によって良く使う人と使わない人が明確に見える=お礼を言わない人も見えてくるんですよね。


ー後に山岸様より在宅勤務でも大変活用されているとの嬉しいお声をいただきました。あたりまえとする称賛や感謝の文化の浸透を基盤に、社員の個性がより見えてくるようになったことで在宅勤務になってからも不足しがちなコミュニケーションの促進にUniposを上手に活用できているのだと感じます。

3ヶ月目にして投稿率94%、もらったメンバー率100%と弊社の支援担当者がすごく喜んでおりまして、驚きました。利用促進のため特に幸松様や管理職で(導入推進者で)意識していることはございますか?

幸松:導入推進チームのメンバーはあんまり投稿してないですけどね(笑)!

おっと!

山岸:幸松さんから指摘されたことがあります。(皆には投稿してと)言ってるくせに自分は投稿しないじゃん、と(笑)。

自分たちがわざわざお手本とならなくても、皆使ってくれるんですよねって話は以前ききましたが

幸松:導入推進チームどうこう関係なく、お礼を言えるような文化にしたいので。
使わない人がいると、「あーあの人は言わないんだー」って言ったりしてます(笑)
別にそれでも全然良いと思います。Uniposを強制するのもおかしなことなので。
「個々人で自然に伝えるありがとうが見える化しているだけ」という単純な考えです。

「ありがとうとごめんなさいは言えて当たり前」の常識が浸透しているんですね。

コミュニケーション量が格段に増えた

Unipos導入というプロジェクトを通して組織が得られたもの、活用を通してご自身が得られたものをお聞かせください。

幸松:Thanks制度のおかげでコミュニケーション量は、お礼を言う頻度は絶対に増えました。一番の目的だった、お礼を言い合う文化というのは着実に達成できています。またイベントごとではなく日常のことでお礼を言い合っているので無理なく続けて行けていると感じます。

ありがとうございました!

あとがき

のちに山岸様より、導入後しばらくしてから始まった在宅勤務でも、コミュニケーション促進や現場の状況把握にとても役に立っていると、嬉しいお声を頂戴しました。

あたりまえとする称賛や感謝の文化の浸透を基盤に、社員の個性や貢献、それぞれの良さがより見えてくるようになったことで、在宅勤務になってからも不足しがちなコミュニケーションの促進にUniposを上手に活用されているのだと感じます。

「経営者が利用するのは遠慮してしまう…」といったお悩みをいただくことがたまにございます。Uniposのご導入目的は、ツールの利用ではなくコミュニケーション活性による文化醸成やモチベーション向上などを目指す社内制度の一環です。その制度の効果を発揮するため、まず社員の皆様に参加する意義を感じてもらうには、経営層や管理職などの気軽な利用も効果的な促進要素の一つです。