Uniposの効果を測定する方法を知りたい

Uniposの利用状況はアナリティクスから確認できますが、
それだけでなく、実際にどの程度、組織に対して良い効果が出ているのか、しっかり測定したいというUnipos運営チームの皆様も多いのではないでしょうか。

  • Uniposの効果をどのように把握・計測したらよいかが知りたい
  • 導入目的に対しUniposがどの程度貢献しているのかを測りたい

本記事ではそのような方に向け、効果測定の方法をご紹介します!

どのような手順で効果測定を行っていくのか?

効果測定の手順

どのような手順で効果測定を行っていくのか?

具体的な方法を見てみましょう!

現状から理想までのステップを明確にしましょう

現状から理想までのステップを明確にしましょう

効果測定をする際には、「導入前の状態から、どの程度、理想の状態に近づいたか」という観点で測定を行っていきましょう。


例えば、
「バリューの浸透」が導入目的で、
導入前の状態が「バリューを言えない従業員が半数以上」、
理想の状態が「常にバリューを体現した行動を多くの社員ができている」
だった場合は、
理想の状態までのステップを
①そもそもバリューを全部知っているか(認知)
②バリューの意味を理解しているか(理解)
③バリューを意識して普段の仕事に取り組んでいるか(体現)
に分けて従業員のみなさまに質問をしていただくことで、
どこまで理想状態に近づけているかを正しく把握することができます。

どのようなステップに分けるか整理をしてみましょう

導入目的が複数ある場合は、導入目的ごとに、どのようなステップに分けるか整理をしてみましょう。

複数の手段を組み合わせて効果測定をしましょう

複数の手段を組み合わせて効果測定をしましょう

「現状から理想までのステップを明確にしましょう」で整理した後は、調査方法を検討していきましょう。

エンゲージメントサーベイや、従業員満足度調査など、貴社で定期的に実施されている調査に整理したものに当てはまる項目があれば、Unipos導入前後のスコアを比較してみましょう。
定点観測しているデータであれば、組織内でも信頼度が高い定量的な指標として効果を判断できます。

一方で、そのような調査を実施していない場合はもちろん、そのような調査だけでは、整理した目的・ステップのすべてを確認できないケースの方が多いと思います。

そこでおすすめするのが、アンケートです。

先ほどのステップごとに、設問を考えていきます。
例えば、下記は「バリューの浸透」という導入目的に対するに対する設問例です。

  • Unipos導入前と比べ、会社のバリューを意識する機会が増えていると感じますか?
  • Unipos導入前と比べて、1つ1つのバリューが、具体的にどんな行動を指すかイメージを持てるようになりましたか?
  • Unipos導入前と比べ、会社のバリューを意識した行動をすることが増えていると感じますか

このように、導入目的や測定したい効果ごとに設問を考えてアンケートを作成していきましょう。

アンケートの設問項目のサンプルもご用意しておりますので、ご覧になりたい方は弊社カスタマーサクセスまでお気軽にお問い合わせください。

実施の上でのポイント

ポイント①:アンケートの選択肢では「どちらでもない」を避ける

「どちらでもない」を回答に入れてしまうと、本当はポジティブ・ネガティブどちらかの意見を持っていても、「どちらでもない」を選ぶ人が一定数出てきてしまい、結果効果を判定しづらくなってしまいます。

「とてもそう思う」「そう思う」「あまりそう思わない」「全くそう思わない」のように、どちらよりの回答なのかがはっきりとわかるような選択肢を用意するのがおすすめです。

ポイント②:結果を分析する際のコツ

サーベイやアンケートを実施したのにも関わらず、あまり導入前後で変化が見られなかった場合は、Uniposをうまく活用できている部署・できていない部署でスコアや回答の変化を比較してみましょう。

活用できている部署の方がアンケートで良い結果が出た場合は、活用がうまくいっていない部署で、Uniposをより活性化していくことで、より高い効果を見込むことができます。
活性化の方法はこちらをご参照ください。
※「利用活性施策」のページに遷移します。

万が一、利用状況の良い部署でも効果があまり出ていない場合は、目標設定や使われ方に問題があるかもしれません。そのような場合は、ぜひお気軽に弊社カスタマーサクセスまでお問い合わせください。

効果測定のご紹介は以上となります。
しっかり現在地を把握し、より良い組織を作っていきましょう!