ー「管理職の方に声をかけても、継続的に活用してくれない」
ー「『使うメリットがそこまで感じられない』と言われた」
というようなお声を、運営の皆様からお聞きすることがあります。
- 管理職にもっとUniposを利用してもらいたい!
- 管理職の利用を中心に、社員にも波及して使ってもらうようになってほしい!
そんな課題をお持ちの方に向けた、「管理職の方々によりUniposを活用してもらう方法」を説明したページとなっています。
どのような施策があるのか
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- 管理職の方が利用するメリットを伝えましょう
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管理職の方にUniposを”導入したから”使ってほしいといった声掛けをしていませんか?
忙しい管理職の方でも、Uniposを活用することのメリットを認識し納得いただければ、積極的に取り組みに参加いただけるはずです。
まずは管理職の方にとってUniposの活用によりどんなメリットがあるのかを伝えましょう。「Uniposを活用すると自分のマネジメント業務がしやすくなるかもな」と思ってもらうことがファーストステップです。
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- 組織にとって管理職が利用する重要性を認識してもらいましょう
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全体の利用率は管理職の方のUniposの利用状況に影響を受ける傾向にあります。
もし全体的な利用率が伸び悩んでいると感じる場合は、管理職の方の巻き込みが全体の利用浸透の鍵となります。
管理職やリーダー層の活用がどのように現場・組織を良くすることに役立つのかを伝えれば、本来自分の影響力が強いことを理解してもらえるはずです。
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- 自社内のマネジメント活用の成功事例をインプットしましょう
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社内でもUniposを使いこなしている管理職の方がいらっしゃるかもしれません。
そのような社内における実際の成功事例を管理職の方々に共有してみましょう!
自分の会社でも上手く活用できている事例を認識して学ぶことで、自分の所属先でも前向きに活用しやすくなります。
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- 利用に関する疑問がないかヒアリングし、解消してあげましょう
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疑問を解決することで、納得感を持ってUniposに参加してもらえるようになります。
例えば、「どんな観点やタイミングで投稿すればいいのか」「感謝以外にも投稿のネタはあるのか」といった疑問などが出てきます。
こういった疑問に一つ一つ答えて、活用を後押ししていきましょう!
施策の実施方法
管理職の方が利用するメリットを伝えましょう
管理職の方の協力を得るために、「Uniposを導入したから活用してほしい」といった声掛けをしていませんか?こういった声かけでは管理職の方は動いてくれません。なぜなら管理職の方が活用する動機形成が薄くなってしまうからです。
普段の業務で忙しい管理職の方に活用いただくためにも、まずは管理職だからこそ得られるUniposのメリットを伝えてあげましょう!
実際に管理職の方がUniposを使うメリットは下記のようなものがあります。
- Uniposを見るだけでも、社内で何が起こっているかを把握することができる
- Uniposの投稿や拍手によって部下が見てもらえていると感じ、信頼関係の構築やモチベーション向上につながる
- Uniposの投稿を送った場合、送った部下のみならず他のメンバーにもお手本とするべき行動が伝わり、組織としての行動を示す
管理職の方がUniposを使うメリットの詳細はこちらでご紹介しています。ぜひ参考にしてみてください。
※「Uniposをマネジメントに活用する方法を知りたい」のページに遷移します。
組織にとって管理職の方が利用する重要性を認識してもらいましょう
管理職の方々にUniposのメリットを伝えたら、改めて組織にとっての管理職の立ち位置を伝え、理解してもらいましょう。
組織改革のためには、施策を実施する際にハブ役となる管理職の方の動きが成功の鍵を握っていると言っても過言ではありません。
Uniposにおいても管理職の方々が使用すると、そこから望ましい行動の好循環が生まれたり、利用率が向上したりと様々なメリットがあります。
以下でご紹介する「なぜ組織にとっても管理職の方々に参加してもらいたいか」を伝え、一緒に組織を変えていきたいということを伝えてみましょう!
組織にとってなぜ管理職の方の協力が必要か
・管理職の方々の参加によって望ましい行動が増える
・管理職の利用によって部下も利用しやすくなる
・管理職からのUniposをもらえると部下は特に嬉しい
管理職の方々の参加によって望ましい行動が増える
特に称賛したい行動を管理職の方々がUniposで積極的に褒めていくと、良い行動が組織内で増えていくということを伝えましょう!
組織文化や雰囲気作りに大きな影響力があり、従業員の方々から注目されている管理職の方々だからこそ、組織の「望ましい行動を増やす」お手本となることができます。
まずは管理職の方々目線で「特に称賛できる行動」を可視化・褒めることで、下記のような好循環が起き、巡り巡ってそのような行動を組織内に増やしていくことができます。
こちらはUnipos社代表田中の、良い行動を増やすということについて書かれたブログです。
良い行動を増やすことに関して詳しく知りたい!と思った方はぜひご覧ください。
※代表田中のブログの当該ページに遷移します。
管理職の利用によって部下も利用しやすくなる
管理職がUniposを利用すると、メンバーも利用するようになることがわかっています。管理職の方々の影響は大きく、組織の良い行動を最大化できることを伝えましょう。
Unipos全体の利用率を見ると、「その部署内の管理職の方々の利用率」が高いほど「部署ごとの利用率」も高くなりやすいという傾向があります。
上司が使用していないツールや取り組みに対して、部下自身も利用することに引け目を感じたり重要視しなくなったりします。
上司が活用していると投稿内容に興味を持って閲覧するようになり、「上司も使っているから」と利用のハードルが下がり投稿しやすい、などの理由が考えられます。
管理職からのUniposをもらえると部下は特に嬉しい
管理職から見ると部下は複数いますが、部下からすると上司はたった一人です。
そのたった一人の上司からUniposを通じて感謝・称賛をしてもらえると、よりモチベーション向上の効果があります。
とはいえ、管理職の方からすると、送った時に本当に部下は嬉しいと思っているのか不安に思う方が多いです。ユニポスを受け取った人の感情を知る機会として、リアクション機能はありますが、もらった側が使う返信やコメント機能のようなものは実装しておらず、受け取った人が実際どう感じたのかを聞く機会はあまりありません。
そんなときはUniposをもらって嬉しかった声を管理職の方に共有してみましょう!
組織やチーム内で実際にUniposをもらった人の声をアンケートなどで集め、管理職の方々に共有することで、モチベーションの向上などの効果を実感することができます。実際に「上司からもらった投稿が嬉しくモチベーションが向上した」などの体験談があった場合、管理職の方のより意欲的な参加を促すことができます。
自社内のマネジメント活用の成功事例をインプットしましょう
社内でもUniposを使いこなしている管理職の方がいらっしゃるかもしれません。
自社内で実際にUniposに参加されている自分と同じような立場の管理職の方々の「メンバーのパーソナリティが可視化され仕事の適任を人選するのに役立った」「メンバー間で業務やメンタルの相互ケアが促進されチームマネジメントに役立った」などの体験談を成功事例として紹介してみてください。そうすることで、制度の意義に納得感を持つことができUniposに参加しやすくなります。
自社内の成功事例の探し方
Uniposを使うことで、良い影響を感じられたという方の体験を自社内の成功事例として選定しましょう。
具体的には下記のような方にインタビューしましょう!
- 結束力が高いチームの管理職の方
- エンゲージメントサーベイなどの結果が良いチームの管理職の方
- 利用状況が良いチームの管理職の方
- 投稿の量・質ともに高い管理職の方
自社内の成功事例のインタビュー内容
自社内の成功事例を決めたら、その方に他の管理職の方々に関心を持ってもらえるような内容のインタビューをおこないましょう。
企業様のご利用目的にもよりますが、実際にチーム/ピープルマネジメントなどにどう役立ったのかなど、納得できるUniposのメリットが伝わるような内容がおすすめです。 利用する上でのコツや注意点も一緒にヒアリングできると尚良いでしょう。
具体的には下記のような内容のインタビューをお勧めします。
- チームづくりにおいて心掛けていること等はありますか
- 普段どのような時にUniposを使っていますか
- Uniposを使う上での工夫はありますか
- Uniposを使うことによって起きたご自身の変化はありますか
- Uniposを使うことによって起きたチームの変化はありますか
利用に関する疑問がないかヒアリングし、解消してあげましょう
管理職の方が持つUniposへの疑問やお悩みに回答し、納得感をもって使用してもらえるようにしましょう。
管理職の方々の中にはUniposに疑問やお悩みを持っている方もいるでしょう。
例えば、「送るネタが尽きてしまった」という悩みをお持ちの方には、「明日のプレゼン頑張って!」「今日のプレゼンお疲れ様!」といった、日々の業務に激励や慰労などの様々な投稿方法を解決策として提示してお悩みを解消しましょう。
「本当にUniposで企業理念の浸透ができるの?」という疑問をお持ちの方には、企業理念に沿ったハッシュタグ投稿の増加により、望まれる行動が増えて企業理念が浸透するということを伝えて疑問を解消しましょう。
疑問や悩みを解決することで納得感を持ってUniposを利用してもらえます。
以前開催したセミナーでは、管理職の方々から「疑問が解消された」「続けようと思う」という感想をいただいたことから、Uniposに対するモヤモヤが利用や参加に対する障壁となってしまっているケースがあることが分かりました。
利用率の高くない管理職の方々には、制度についてどんな些細なことでもいいので疑問や懸念がないかどうかをヒアリング・解消し、納得して参加してもらえる状態を目指しましょう。
まずは管理職の方々のUniposに対する疑問やお悩みを集めてみましょう!
よくあるお悩みと解決法はこちらからご覧ください。
※PDFファイルを開きます。
実施の上でのポイント
ポイント①:管理職が理解し利用できるようになるまで定期的にフォロー
管理職の巻き込みと一言に言っても、管理職の皆様も、Uniposを運用されている皆様も、日々そんなに沢山は時間をかけられないかと思います。
もちろん、無理に時間をかける必要はありません。
月に一度程度、例えばUniposなどの制度に関する定例会議や、アナリティクスの状況をまとめられている場合はその資料、またはポジティブレポート*が発行されたタイミングなど。何かしらUniposの状況について触れる機会があるときに声かけし、マネジメント活用メリットなど管理職が興味をもつタイミングで理解しやすい課題から持ちかけるようにするなどの発信を心がけることから始めてみましょう。
*ポジティブレポートは※Enterprise,Enterprise Plusプランで使用できます。
ポイント②:経営陣の発信にも強制感ではなく納得感を意識してもらう
やはり社内制度である以上は、経営層や組織長から現場の管理職の方々に向けて制度の本質や目的を発信してもらうことで動きやすくなるという管理職もいらっしゃいます。
ただし、トップから発信する際にただ「たくさん使いましょう」と上から強制するのではなく、経営層や組織長が理想としている組織の姿や、そのためにUniposを活用しているのだということを伝えていただくことでより管理職も共感し納得して利用いただけるようになるでしょう。